お客様のご注文の製作
3年間乾燥させたケヤキの枝を使って つぼ押し木 を作ります。
木工旋盤にケヤキをセットし削りだします。
初めはゆっくり回転させて、皮を剥いでいきます。
皮を剥いだら回転スピードを上げて、成形に移ります。
回転は早くても、削りは慎重にと。。。
ほぼ形が整いました。
削りが終わったら、次は磨きです。
荒い番手から徐々に細かい番手にします。
#120
#240
#400
#600
#1200
堅木は磨くと光沢が出てくるので、その変化を楽しむことができます。
旋盤から切り出します。
さて、ここで最終的な仕上げに登場するのがマイクロルーター。
このミニルーターは、ドレメル(DREMEL)の新商品!
アクセサリーも付属しているので、買ってすぐに使うことができます。
今回は つぼ押し の頭とお尻を整えるのに使うので、240番のサンディングバント(円柱状のヤスリ)を使います。
取り付けにやや慣れが必要かもしれませんが、そんなに難しいわけではないので、キュキュッとレンチで締めます。
回転数を調節できるので、研磨しやすいスピードに合わせて研磨開始!
写真で分かるでしょうか?
なんと軸の根元部分にLEDが付いているのですよ!
手元が明るくて老眼が始まった私にはとても助かる!!
そして何より便利なのが、コードレスだということ!!!
(写真には写ってないけど。。。)
気づいたらコードで自分がグルグル巻きになっていた・・・なんて事がありません。
安全面でも助かりますね!
そして、仕上げには当工房推奨の みつろうクリーム を塗ります。
せっかく天然木なので、塗りにも気を遣いたいですね。
左が塗る前
右が塗った後
少し飴色になって良い感じに仕上がりました!
最後は 使い心地チェック!
あ~、効くぅ!!